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【論文掲載】肩関節マニピュレーション後の残存機能障害に対する超音波ガイド下再教育
―Cureus誌に症例報告論文が掲載―

2025年9月14日

2025年9月13日、STEPメンバーの 河端将司らは、症例報告論文 「Ultrasound-Guided Rotator Cuff Re-education for Residual Dysfunction After Shoulder Manipulation Under Ultrasound-Guided Cervical Nerve Root Block: A Case Report」 を国際医学誌 Cureus に発表しました。

本症例では、肩関節マニピュレーション(癒着性肩関節包炎などの治療に用いられる手技)後に残存する肩の機能障害に対し、 **超音波ガイド下での腱板(ローテーターカフ)再教育(リハビリテーション)**を実施し、その効果と過程を詳細に報告しています。


主なポイント

  • 超音波ガイド下の介入により、腱板筋群の収縮パターンや動態をリアルタイムで確認しながらリハビリを進めた点

  • 頚神経根ブロック下の肩マニピュレーションという複合的治療後のリハビリ戦略を提示

  • 従来の理学療法では見落とされがちな筋の協調運動や再教育の重要性を示唆

本報告は、凍結肩(癒着性関節包炎)などの治療後に残る機能障害に対する新たな理学療法アプローチとして注目されます。


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掲載情報

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