【論文掲載】バレエダンサーに発症した後方足関節痛を超音波で解明
―Cureus誌に症例報告論文が掲載―

2025年9月13日、名古屋スポーツクリニックの二村英憲らの症例報告論文 「Posterior Ankle Pain in a Ballet Dancer: Dynamic Ultrasonography of Simultaneous Onset of Subtalar Joint Arthritis and Os Trigonum Syndrome」 が、国際医学誌 Cureus に掲載されました。

本症例は、バレエダンサーにみられた後方足関節痛において、距骨後突起（Os Trigonum）症候群と距骨下関節炎が同時に発症した稀なケースを、動的超音波検査により詳細に評価したものです。 従来、同部位の疼痛はMRIやCTによる静的評価が主でしたが、本研究では超音波による動的観察により、運動時の衝突メカニズムや炎症の進展をリアルタイムで把握できることを示しました。

本報告は、ダンサーをはじめとする足関節後方痛の診断・治療に新たな視点を提供するものとして注目されます。

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掲載情報

• 掲載誌：Cureus

• 論文タイトル：Posterior Ankle Pain in a Ballet Dancer: Dynamic Ultrasonography of Simultaneous Onset of Subtalar Joint Arthritis and Os Trigonum Syndrome

• 著者：Hidenori Futamura, ほか

• 掲載DOI：10.7759/cureus.92241

• 掲載URL：https://www.cureus.com/articles/412366-posterior-ankle-pain-in-a-ballet-dancer-dynamic-ultrasonography-of-simultaneous-onset-of-subtalar-joint-arthritis-and-os-trigonum-syndrome#!/